森の幼稚園に行ってきました。

どうもお久しぶりです。影山です。

実はわたくしめ、今月の1日から8日まで
デンマーク、スウェーデンの両国を訪ねておりました。

これら両国といえば、そう、もうお気づきですね。
コレクティブハウジング発祥の国。

NPOとしては2002年に訪問団を派遣するなど
これまでにも交流、接点、持ってまいりましたが
自分にとってはほとんど未知の国。

これからの日本における活動の未来を思い描くためにも
一度、現地をこの目で見なければ!ということで
急なスケジュールながら、様々な方々のご協力を得
他のメンバーやコレクティブハウスへの居住希望者の方々とともに
なんとか、訪問してくることができました。

 ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m

そしてこの8日間、とってもとっても成果大ビックリマーク

コレクティブハウスの訪問自体はもちろんですが
その他にも、この後にご紹介する森の幼稚園や
エネルギー先進自治区、実験的なエコヴィレッジ
さらには企業CSRの先進事例まで、見聞する機会を得
どうしてこれら両国が
しばしば「幸せ度」の高い国として名前が挙がるのか
どのようにしてその社会システムが成り立っているのか
その理由の一端、感じてくることができたように思っております。

その成果、参加メンバーから
順を追ってご紹介させていただければと思いますが
まずは自分から、第一弾。

ツアー2日目、@デンマーク
「森の幼稚園」というところ、訪ねてきました。

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看板、読めません(笑)

森自体を幼稚園のフィールドにしてしまおうというこの取り組み
ドイツのものなども有名なのですが
もともとの発祥はデンマークであるとのこと。

中でも今回は、ロラン島というところにある園を訪ねてきました。

ここは7月に放映された
トヨタECOスペシャルでも採り上げられていたので
ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。

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森の幼稚園では
遊び、学習、食事等
すべての活動が森の中で行われます。

晴れの日はもちろん
雨の日だって、レインコートを着て
森の中で過ごすそうです。


例えばここには
ブランコや、すべり台、ジャングルジムなどの遊具はありません。

その代わりになるものが森にはいっぱいあるから、ですね。

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例えば上の写真は木の枝に縄をつるして
ターザンロープにしたもの。

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この日はちょうど、
自分たちで紙をつくる活動など、していました。

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せいくらべは万国共通でしょうか。

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対象年齢は3歳~6歳とのことでしたが
のこぎりだって、がしがし使います。

基本的にはここでは、
こどもたちが何かやりたいというとき
それに最初からNoといってしまうことはないのだと。

もちろん安全等の観点からできないことはあるにしても
おとなたちも一緒に「どうしたらできるか」を考えるんだと
おっしゃっていたのが印象的でした。

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青空の下
きのこの絵に色を塗ったり
はさみを使って、ちょきちょきしたり。

ここでは
「はーい、みなさーん。いまからみんなで~」
というのはほとんどなく
こどもたちが思い思いに、遊びを見つけて
自分たちからどんどん行動していきます。

おとなは、それをサポートし、
ときにはガイドし
一緒に時間をつくる仲間。

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セバスチャンの右に置いてあるのは
なんと、鴨(だったか、がちょうだったか)の生首叫び

昨日、森の中で捕まえたもの。
お肉はもちろん、みんなでいただいたのだと・・・ごちそうさま

残酷!という方もいらっしゃるかもしれませんが
こうして、「いのち」を実感として感じられること
人間の「食べる」という行為が
実は「いのちをいただく」ものであることを
こどもたちが全身で体感できるということは、
とても大事なことであるように思います。

食べ物を大切にするこころ
自然を敬う気持ち
ここでは、こうしたことを、理屈でなく
五感全部で、こどもたちが感じ取っているのでしょうからね。


こうした森の幼稚園の取り組み
一見、コレクティブハウスとは関係ないことのように
思われてしまうかもしれませんが
根っこのところで非常に通じるものを感じました。

個人としての主体性がすべての出発地点であることや
関わり合っていく中でのルールを、与えてしまうのではなく
自分たちで見つけさせようとしている点など。

こどもを「不完全なおとな」として、「守る」対象とするのではなく
主体的で意思をもった人格として尊重する
そんな人間観が、運営のベースになっているように感じました。

そして、例えば食べ物を、自分たちで育てたり、採ったりして
それを自分たちで調理して食べる
はたまた、ちょっとしたベンチくらいなら自分たちでつくってしまう、など
生活を自分たちの手でつくり出していこう、という姿勢。

これまた、人を「依存」ではなく「自立」へと向かわせるものですね。

ちょっと話が抽象的になってしまいましたが ^-^)>


国内でも、このような森の幼稚園をつくろうとする試み、あるようですね。
そうした動きとコレクティブハウジング
どこかで連携できたら、きっとおもしろいことになるだろうなと思いました!